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90年代前半のハワイアン&ヴァリグ日本線
このページの最終更新日 2015年10月17日

 2010年、羽田空港の国際線再開。これにより日本路線への就航を果たしたハワイアン航空ですが、それから20年位前にも日本に就航していました。
 1991年9月のハワイアン航空の日本路線時刻表です。当時は3大都市ではなく、福岡への就航でした。当時は他社の参入していない段階。九州とハワイの足を独占していました。2010年の日本線再開後、2路線目として福岡線に再参入したのも、この当時の就航と関係しているのかもしれません。
 ちなみに当時は、ノースウェスト航空機をウェットリースしての運航。ハワイアン航空の福岡線は短命に終わりましたが、その後、ノースウェストが自社便として引き継ぎ、さらに後に日航も参入。日本航空が経営再建により撤退するまでは、福岡〜ハワイ線は続いていましたが、経営再建時にいったん消滅。その後再び、デルタ航空、ハワイアン航空の2社により再開されましたが、ハワイアン航空の2度目の福岡就航も短命に終わり、2015年10月時点ではデルタ航空のみが運航しています。
 続いてヴァリグブラジル航空。経営破たん近くまで日本〜ブラジル線をアメリカ経由で運航していた同社ですが、当時から成田発着の4往復/週は日本撤退までの形と近いものだったようで、成田〜ロサンゼルス〜サンパウロ・リオデジャネイロ間を運航していました。ちなみに、最盛期には、3往復/週、名古屋にも就航していました。
 さて、1991年9月当時の注目点として、1往復/週のみペルーの首都、リマを経由していたことです。当時はペルーの大統領は日系人のフジモリ氏。日本との関係が今より強く、それなりに往来需要もあったためかもしれません。

時刻表データの参照元) JR時刻表 1991年9月号



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